どの道を選ぶのか、と自分自身に問う。
あなたの人生において、神はすばらしいご計画を持っておられます。それは、あなたにぴったり合った計画です。心を開いて、その計画を示していただきましょう。
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、
と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。
将来と希望を与えるものである。」
(エレミヤ書29・11)
あなたは、神が期待をかけておられる若い世代の一人です!イエスを愛し、いかなる犠牲を惜しまず主に従って行くその世代です。希望のない、滅びに向かっている世界に、イエスの愛と救いを伝えるため生涯を献げていく世代です。
神は生きておられ、新しいことを行われる方だからです。
わたしたちはどうしようもなく限界を知った時こそ、神の出発点となります。
第二次世界大戦の終結は、わたしたちの共同体の出発点となりました。ナチ政権下のドイツにあって、若いクリスチャンだったわたしたちは、廃墟の中、破壊と罪と後悔といった絶望的な状況に直面することとなりました。そのただ中で神はこう呼びかけてくださったのです。
「見よ、新しいことをわたしは行う。
今や、それは芽生えている。
あなたたちはそれを
悟らないのか。」
(イザヤ書43・19)
証し
マリアム (エジプト出身)
「カナン」での若者向きの夏期プログラムを通して得られる恵みを一言で言うなら、それは「回復」です。しかも、この言葉の持つ広い意味においてです。数年前に「カナン」に来た時のことですが、空港の出入国管理局のスタッフが、わたしが手にしていた「カナン」からの招待状を見て、こう言いました。「こんなに若いあなたが、夏休みをいったいどうして修道院なんかで過ごそうとしているの?!」わたしはこう答えたのを覚えています。「だって、そここそ、わたしが幸せでいられる場所なんです!」
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メレディス (アメリカ)
「カナン」で過ごさせていただいた日々は、わたしの想像をはるかに超えるものでした。8月に来た当初、ここで何がわたしを待ち受けているか、よく分かっていませんでした。姉妹会での生活を体験し、見知らぬ人々と知り合いになり、自分の信仰が深まる機会になれば、と思う程度でした。半年たって、ここでの滞在がどういうものであったか、わたしはとても語り尽くせませんが、ただ「この日々がわたしの人生を変えた」と、はっきり言うことができます。
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