イエス・キリストの受難と十字架

 

今日、わたしたちが「イエスの受難と十字架」という言葉を耳にすると思い浮かぶのは、子供の時通っていた日曜学校やミッションスクールで聞いた話、または見たことのある絵画だけでしょうか。それとも、「イエスの受難と十字架」は、わたしたちにとって、今もなお人生を変え、罪の束縛を断ち切る力となっているでしょうか

「イエスの御苦しみの園」

この静かな祈りの園は、多くの者にとって内なる力の源となっています。イエス・キリストの御苦しみこそ、神の愛の深さをわたしたちに示しているからです。
この園の美術、また製作に関する作業のすべてが、シスターたちによってなされました。彫刻家のシスター・ミュリアがこう語っています。「祈りの園の彫刻を造り始めたとき、イエス様の歩まれた苦難の道を思い起こさせるそれぞれの場面が、映像となって心に浮かんできました。神の御霊にその形と構造を示していただきながら、わたしは霊の目で見たものを再現したのです。」

「イエスの御苦しみの園」は毎日公開されています。イエスの苦しみのそれぞれの場面をゆっくり黙想することができるのです。